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”IoT”の台頭によるロジスティクスへの影響とは?

”IoT”という単語を見たことがあるでしょうか。
一見すると顔文字に見えるかもしれませんが、最近トレンドの英略語です。
”Internet of Thing”「モノのインターネット」の略で、従来、パソコンやプリンター等の機器が接続されていたインターネットに、それ以外の「モノ」を接続する技術・概念です。
どういうことかというと。。。
IoTが実現すること
身近な例で例えると、
・離れた場所のモノの状態を知る。
自宅にインターネットに接続したカメラを設置することにより、ペットの動きを見ることができます。
・離れた場所のモノを操作する。
スマートフォンなどにより、外出先からエアコンの電源をいれたり、HDDレコーダーで番組録画予約をすることができます。
・位置を知る。
GPSにより子供の所在地を知ることができます。
これらを物流業界に置き換えてみると、
物流業界での”IoT”
すでに実現されている技術としては、
・無線LANに繋がったハンディターミナルによって、モノの状態や作業実績を可視化する。
・商品につけられたRFIDにより商品情報の取得や、商品の動きを可視化する。
・インターネットに接続されたデータロガーを使用し、倉庫内温湿度管理を可視化する。
などが上げられます。
まとめ
地球上にあるおよそ1.5兆のアイテムのうち、インターネットでつながっているアイテムは、1%の150億程度と言われています。
身近な所には、まだまだ多くの機器が溢れており、今後も増え続けていくことでしょう。
今後もウェアラブル端末とIoTという概念のもと、物流現場でも、変革が起こってくることが予想されます。
現在、手作業で行っている在庫管理システムや、その他 物流システムにおいても、有用なウェアラブル端末の開発により、人が意識しなくてもさらに物流作業を自動化・効率化するなど、これまでの考え方を変えてしまうほどの結果をもたらすことになるかもしれません。
今後も、”IoT”の動向からは目が離せませんね。