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2025.01.04

ピッキングの効率を上げる5つのポイントとは

出荷のスピードを上げるため、効率的にピッキングを行いたいという方も多いのではないでしょうか?
もちろん、表示器等を利用したデジタルピッキングシステムの導入が効果的です。
しかし、ここではシステムの導入のみならず、様々な方法でピッキング効率を上げる方法をご紹介いたします

デジタルピッキングシステムの導入

現在、様々な企業がCO2排出ガスの削減をするべく燃料電池を搭載したトラックによる配送の準備を行っています。
また、一度に多くの荷物を運ぶことで、トータルでの排出ガスを減らすべく、コンテナを繋いだダブル連結トラックを活用する企業も増えています。

出荷頻度が高い商品を出荷しやすい位置に移動

商品を出荷頻度毎にランク分けするABC分析などを行った後、出荷頻度が高い商品を出荷口の近くや出しやすい高さの棚に移動することでスムーズにピッキング作業を行うことが可能になります。
また、その際には作業者が一か所に集中し、渋滞が起こってしまわないように動線を工夫することも重要です。

作業者が覚えやすいロケーションに商品を配置

一緒に出荷する機会が多い商品を近くに配置する。同じカテゴリーの商品をまとめて1つのエリアに置いておく等ロケーションを工夫することで、商品が置いてある棚を覚えやすくなります。
いちいちリストの棚番を確認する必要がないので効果的に作業を行うことができるようになります。

適切なピッキング方法を選択

ピッキングには、発送先毎にピッキングを行うシングルピッキングと複数出荷先分の商品をまとめてピッキングするトータルピッキングがあり出荷形態に合わせて適切なピッキング方法を選択する必要があります。
一般的には出荷先は多いがアイテム数が少ない場合などにトータルピッキングが効果的だと言われています。
出荷状況や作業動線の長さなどを考慮に入れて適切に作業方法を検討することが重要になります。

適切な広さの動線を確保

保管スペースを広くしたいと思うあまり、棚と棚の間があまりにも狭く、ピッキングする際に人がすれ違ったり、追い抜いたりすることができないという倉庫も少なくないのではないでしょうか?
適切な動線の幅を確保することで、移動しやすく作業者の渋滞もなくなりますので、効果的にピッキング作業が行えるようになります。

まとめ

効率的にピッキング作業を行える環境を作ることで、出荷までのスピードが上がり物流サービスに付加価値を与えることが可能になります。
また、残業などを減らすこともできるようなりますので、無駄な人件費を抑えることもできます。
この機会に庫内作業を見直し、ピッキング効率を改善してみませんか?
また、システムによる業務の改善を検討している方。デジタルピッキングシステムへのお問い合わせはこちらからどうぞ。

執筆者:セールスマーケティング室

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