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実店舗でRFIDを活用する4つのメリットとは

2017年に経済産業省から、2025年までに大手コンビニエンスストアの全ての商品に電子タグを付ける「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」が出され、今後さらにRFIDの普及が進むと考えられています。
今回は、実店舗でRFIDを活用する4つのメリットをご紹介します。
無人レジへの対応
RFIDを活用することで、無人レジの導入も可能になります。
RFIDのリーダーに商品を近づけるだけで、自動で商品の読み取りができ、お客様による無人レジでの決済もできるようになります。
在庫管理業務の効率化
商品についたRFIDを店舗入荷時にリーダーで読み取ることで、入荷検品を効率的に行うことができ商品在庫の見える化も実現します。
商品の補充や棚卸などの業務も効率的に行えるようになります。
また、電子値札などと連携することで、賞味期限が短くなった売れ残りそうな商品に特典をつけ販売する機能の実証実験も進められています。
サプライチェーン上の在庫の見える化
サプライチェーン上の物流拠点で商品についているRFIDのタグを読み込むことで、流通している商品在庫の見える化が可能になります。
また、決済時にRFIDを利用することで、商品のニーズ・販売状況も明確になるので、必要な店舗に必要な商品を迅速に届けることもできるようになり、サプライチェーン上の商品在庫の削減も可能になります。
万引き防止
商品についているRFIDを活用した万引き防止の仕組み作りについても検討が進んでいるようです。
防犯タグを別途付ける必要もなくなり、商品の盗難も大幅に減るのではないでしょうか?
まとめ
現在、アパレルなどで商品にRFIDのタグを付けるケースが増えて来ていますが、RFIDの価格がまだ高いため、日用品、食品などではほとんど利用されていません。
価格が下がれば、幅広く利用されるようになると考えられるので、RFIDの活用により物流のあり方が大きく変わる日が来るのかもしれません。