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2025.04.02

在庫管理とハンディターミナル

皆様、ハンディターミナルというものをご存知でしょうか?
スーパーやコンビニエンスストアなどで見かけることもあるかと思いますが、片手で持てる大型のストレート携帯電話の親分みたいなもので、バーコードを読むことが出来るようになっております。

この端末はただ単にバーコードを読めるというだけではありません。中にプログラムを書くことで、読まれたバーコードが正しいかのチェックを行えたり、データをパソコンに伝送したりすることができます。
もちろん手入力で数量やロット番号などを入力することも出来ます。
データを伝送する方法は2種類あり、PCに接続されている専用の通信ユニットに接続して有線で送る方法と、無線LANやBluetoothなどを使用して無線でその場で送信する方法です。

使用方法は商品入荷時の検品作業、棚への出庫作業、棚卸など商品を動かすときには必ず使用すると言っても過言ではありません。

ハンディターミナルを使用することにより、PCから離れているところでもバーコードを読むことが出来、商品の間違いを防ぐことが出来ます。
また、無線タイプを使用することにより、リアルタイムに商品の移動を確認することができるので、現場に居なくても事務所で状況を把握することが出来ます。

では、在庫管理という部門において、ハンディターミナルはどのように利用されているのでしょうか?

答えはもう書いてあります。 入荷検品、入庫、在庫状態、出荷ピッキング、出荷検品、棚卸とありとあらゆる部分において使用されております。 商品が動くときには必ずハンディターミナルでバーコードを読み処理を行うことにより、わざわざ現場から事務所へ報告に行かないでも済みますし、バーコードによる商品チェックをしているので間違いも無くなります。

入荷検品時には入荷予定に対して納品された商品が間違っていないか、数量が合っているか、などのチェックが出来ます。
入庫する際にはどの商品をどこの棚に置いた、という履歴をとることにより、ロケーション管理を行うことが出来ます。
出庫ピッキング作業を開始する際に、ピッキングリストに印刷されている伝票番号のバーコードを読み込むことにより、どの指示に対するピッキングを行うのかを指定出来ます。
また、どこのロケーションからどの商品を出庫したのかをバーコードで読むことが出来ますので、ピッキングミスを防ぐことが出来ます。
出荷検品の時には出荷直前の商品に関して、伝票と商品が間違っていないかをチェックすることが出来ます。
棚卸時にはその場で実査数量を入力出来ることにより、棚卸実査記入表がいらなくなります。
(ハンディターミナルも利用できる在庫管理システムはこちら

このように書くといいことばかりに見えますが、すべてバーコードありきの世界ですので、商品やロケーション、伝票などにもバーコードが必要になってきますので、事前の準備が必要となります。
また、作業員の方の教育も必須となります。
移行手順や操作手順など含めて事前準備をしっかりと行う必要があります。
いくらシステムが出来上がっていても、使っていただけない場合には意味がありませんからね。

自社の在庫管理に関する運用に関して、在庫ずれや誤出荷がある場合、一度ハンディターミナルを使用した仕組みを検討してみてはいかがでしょうか?
ハンディターミナルも利用できる在庫管理システムへの資料請求、お問い合わせはこちらからどうぞ。

執筆者:セールスマーケティング室

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