導入事例CASE STUDIES

在庫管理システム「@wms」のカスタマイズ導入で複数拠点の業務標準化を実現!作業負担が大幅削減し社員の意識向上も実感|藤沢工業株式会社様

藤沢工業株式会社
代表取締役社長 藤沢様、高橋様、浜田様
国内外に13拠点を構える藤沢工業株式会社様は、オフィス家具メーカーとしてデザイン設計から納品までワンストップの生産体制を構築されています。@wmsを導入された経緯、導入後の効果についてお伺いしました。
導入製品

クラウド在庫管理システム「@wms」
課題と成果 (Before After)
- 各拠点毎に運用管理方法が異なり、統一性が無い
- 属人化していて、拠点担当しか運用方法や在庫状況がわからない
- 入出荷ミスが多く在庫が合わない
- 在庫を把握できていなく、過剰発注が多発していた
- 組立指示、ピッキング指示数は各担当が作業単位に計算し、手書きの指示書を作っていた
- 属人的な運用から倉庫管理業務の標準化ができた
- 各拠点の在庫状況を誰でもリアルタイムに把握できるようになった
- フリーロケーション管理で、商品を探す手間が大幅削減
- 入出荷ミスが減った
- 過剰発注が無くなり、適正な在庫量で運営できるようになった
- 各指示書をシステムで出力できるようになり、計算や手書きメモが無くなり作業者の手間や負担が大幅に削減
- 正確に在庫管理しようという社員の意識が高まった
導入前はどのような課題がありましたか?

導入当初は倉庫が5カ所あったのですが、各拠点毎に運用方法や管理方法が異なり統一性がありませんでした。また属人化していて、拠点担当しか運用方法や在庫状況が分からなく、担当者が休むと他の人で作業を補う事が困難でした。入出荷においては、同じ品番だけど色が異なる商品や、サイズ違いなどの商品でミスが発生しやすく、在庫が合わないことが多々ありました。そしてWMSの導入を検討したきっかけでもありますが、棚に商品が入りきらないほど過剰在庫を抱えており、どれくらい発注すれば良いのか適正在庫を把握できていないという問題がありました。
クラウド在庫管理システム「@wms」の導入を決めたポイントを教えて下さい。

過剰在庫が問題で正確に在庫管理をしようということで、物流コンサルに相談したところアトムエンジニアリングさんの@wms導入の提案を受けました。@wmsは標準パッケージ自体の機能も充実していますが、特殊な運用、要件の部分についてはカスタマイズが可能でした。何度も現場に足を運んで頂き、抱えていた課題を把握、運用に落とし込んだ提案をしていただき、抱えていた課題の改善はもちろんですが、要望事項含めた具体的な改善提案をしてくれたことがポイントでした。@wms自体導入実績が多いパッケージシステムのため、利用環境、サポート体制含め安心できると感じました。
専用カスタマイズについて

導入前は、製品の組立指示書を現物在庫を探しながら手書きで行っていました。@wmsの事前セット組機能をカスタマイズし、1週間分の出荷指示データから自動的に組立に必要な部品のピッキング指示書を作成できるようになりました。これにより、在庫確認の作業、必要部品数の計算、手書きでのピッキング指示といった作業が、ボタン一つでできるようになり誰でも指示書の作成ができるようになりました。
システム導入の効果を教えて下さい。

・ハンディターミナルを活用することで出荷作業でのバーコードチェックにより出荷ミスの減少、在庫数のリアルタイム反映が可能になりました。
・実在庫数の把握ができるようになったため、事務所で欠品確認ができるようになりました。今までは倉庫担当者へ都度在庫の確認をお願いしていたので欠品確認に時間がかかり、対応自体時間がかかっていましたが、引当時に事務所で欠品確認ができるようになったため即座に回答できるようになりました。
・ロケーション管理により、どこの棚にどの商品が何個あるのかわかるようになりました。空いているスペースが現状どの程度あるかがわかるため、発注数の目安としても活用できるようになり適正在庫で運用できるようになりました。
・2023年に新倉庫への引越しがありましたが@wmsで在庫管理を行っていたため在庫移動もスムーズで、引越し先のロケーション設定を事前に作っておけたので問題無く引越し作業とデータ移行ができました。引っ越し当日はとにかくしまうことで精いっぱいだったので、入庫票にロケーションを書いて処理は後ほど行いました。@wmsを入れてなかったら何がどこにあるか絶対分からなくなっていたと思います。
藤沢工業株式会社様、誠にありがとうございました。
システム導入検討をされている方は是非アトムエンジニアリングまでご連絡ください。